TBSラジオ「ストリーム」の週刊誌立ち読みコーナー(音声ファイルは
こちら)で、気になる話題を取り上げていました。
サンデー毎日170ページ掲載
「後期」に目を奪われるな!次は国保料アップで「医療難民死」が増大する
今年度から始まったメタボ健診制度の財源確保のため、国民健康保険にそのしわ寄せが行くんだそうです。将来的にかかる医療費を削減するのが目的のメタボ健診だけど、それを義務化することで逆に病人を量産することにもなります。40歳以上でメタボ健診に引っかかると、治療なり生活指導なりがあるわけで、それに医療費がかかるというカラクリですね。
結局、保険料が払えない低所得者は医者にかかれません。そういう事情があるから、子供が学校で怪我をすると、まず保険に加入しているかどうかをチェックするんだそうです。それって、去年公開された映画「シッコ」そのものじゃないですか。そんな悪いところまでアメリカの真似をしなくてもいいのに…。
ちょうどこちらも今年度から始まった後期高齢者医療保険関連で、痴呆の母親(87歳)の介護をしていた50代の息子が将来を悲観して無理心中をしたという痛ましいニュースもありました。今の70〜80代の人は戦争体験をした最後の世代で、すごく苦労してきた人たちです。お国のために苦労してきた国民をないがしろにする国に、果たして未来はあるんでしょうか?
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税金の無駄をたれ流しながら、政府は「とにかく医療費が無駄、削れ」の猛烈な攻撃です。勤労意欲が低下する一方の今日この頃。
話題のジェネリック医薬品も普及しないのにはそれなりのわけがあるんですけどね。治験がゆるいとか、成分でアレルギーが出たらどうすんだ、とか。
「シッコ」私も見ました。
アメリカの医療はひどいし、保険会社もひどい。ただ、気になったのはムーアがよその国(フランス、カナダなど)の医療体系をほめるために、「医療費無料というがその財源はどうなっているのか」とか「日本ですらコンビニ受診の多さで救急がやばいのに無料でその辺の受診モラルなどはどうなっているのか」「税率とそこに占める医療費の割合は」とかというあたりについて触れていないのがちょっと。
時間的にも無理でしょうし、アメリカの医療の問題点をさらした、という評価は十分しているのですが。
「受診モラル」なんていうとすごく反感を持たれそうですが実際救急当直の現状を見ていると、あまりといえばあまりなケースもあるもので、ご理解ください。